• ホーム
  • インフルエンザのワクチンはいつ打てばいいの?

インフルエンザのワクチンはいつ打てばいいの?

2019年10月11日

毎年、冬になると猛威を振るうインフルエンザ。
40度以上の高熱、節々の痛み。
また、周囲への影響を考慮して仕事や学校を休まなければならなくなることなど、インフルエンザはかからないに越したことはありません。
手洗い、うがいの予防行動をとるのはもちろんのことですが、もっと確実にインフルエンザにかからない様にする方法はインフルエンザワクチンの注射を打つことです。

インフルエンザワクチンの予防接種は10月をめどにスタートする医療機関が多いです。
では、スタートする10月に皆が予防接種を行えばいいかと言うと、そうではありません。
いつワクチンを注射すればいいかは、その人の年齢によって異なります。

一般的に、インフルエンザは毎年11月頃から感染が見られ始め、12月中頃からインフルエンザA型の流行が各地で発表されます。
それなら、11月頃にワクチンを打てば予防できるかと言えば、そうとも言えません。
インフルエンザワクチンの予防効果は接種後2週間経たないと得られないのです。
また、13歳以上は1回のワクチン接種で効果がありますが、13歳未満の小児は効果を得るためには2回ワクチン接種を行うこととされています。
しかも、13歳未満の2回目の接種は1回目の予防接種後2~4週間間隔をあけることとされています。
12月の本格的な流行を見据えると、特に13歳未満は余裕をもった接種スケジュールを組む必要があります。

次に、インフルエンザワクチンの持続時間からいつ打てば良いかを考えてみます。
インフルエンザワクチンの持続時間は約5カ月です。
インフルエンザA型の流行が12月~1月頃でB型の流行が4月末頃にあります。
持続時間と有効になるまでの2週間ということを考えると、13歳以上は11月末頃~12月中頃までにワクチンを打つと十分な効果を発揮できるといえます。
2回接種の13歳未満は、もう少し早めの10月下旬~11月下旬に1回目の接種をスタートさせると良いでしょう。

インフルエンザワクチンは予防効果がある反面、副作用があることを忘れてはいけません。

インフルエンザワクチンに副作用はないの?

インフルエンザ発症の予防に効果を発揮するインフルエンザワクチンですが、時に副作用を起こすことが報告されています。
副作用にはどの様なものがあるのでしょうか。

注射した患部の反応としては赤く腫れたり、熱をもったり、痛みを感じることがあります。
全身の反応として、時には発熱や頭痛、だるさを感じることもあります。
これらの症状は軽度の副作用で、誰にでも起こる可能性があることです。
予防接種後は激しい運動などは避け、なるべく安静に過ごす様にしたほうが良いです。
入浴は可能とされていますが、注射を打ったあとをこすったり、もんだりすることは避けて入浴します。

気を付けなければいけないのは、重度の副作用であるアナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックの例として、全身のじんましん、呼吸困難、めまいなどが挙げられます。
これらの反応があらわれた時にはとても危険な状態です。
速やかに医療機関を受診しましょう。

とはいえ、めまいなどのアナフィラキシーショックがあらわれるのは、非常にまれなことです。
軽度の副作用がおこるのが5~10%とされていますが、それよりも可能性としては低いです。
また、副作用が出現するのは接種後30分以内であることが多いです。
そのため、多くの医療機関では予防接種後30分は病院から出ずに待機することを推奨されています。
子供の予防接種の際はその30分の間に何か特別な反応が子供に起きていないかしっかり観察することが重要です。
予防接種の注射を打つ際は、待機時間まで考えて病院に行く様にしましょう。

インフルエンザワクチンには副作用がないとはいえませんが、それ以上の確率でインフルエンザの感染を防ぎ、重篤化を避けてくれます。